この学ぶ君ページではFKLの車両をより良い状態でご利用いただくための
ワンポイントアドバイスを掲載しています。
ヒンジドフォークのフィンガーバー角度について
ヒンジドフォークの基本的な傾斜角度は一般的な設定では以下の通りです。
上向き角度(ラック側に傾ける):35度
下向き角度(前方に倒す):50度
この角度範囲は、丸太や鋼管などの転がりやすい荷物を確実に抱え込むために設計
されており、安全な運搬が可能です。
(チルトの場合は前傾6度、後傾11度)

〇上向き角度の利点
フォークを上向きに傾けると、フィンガーバーが後退し、荷物をより多く抱え込む
ことができます。さらに荷の重心が前輪中心に近づくため、荷崩れ防止や運搬安定性向上に
寄与します。
丸太のような長尺物を持ち上げる際には、この角度設定が特に有効です。
〇下向き角度の利点
フォークを下向きに倒すと、バックレストが荷に追従し、荷物の落下やダンプ作業が
容易になります。ヒンジドバケット装着時は砂や砂利などのばら物の運搬時にも、
この角度が有効に活用されます。
〇作業上の注意点
フォーク角度はヒンジドフォークの標準範囲内(上35度/下50度)を目安に操作してください。
角度を超える運用はフォークや油圧機構の損傷の原因になります。
丸太などの荷物は、可能な限り重心がフォークの中心に近づく位置に抱え込んで運搬することで
安全性が高まります。
バケット装着時も同様の傾斜範囲が推奨されますが、傾け方によっては積み込み・放出作業の
効率が変わるため、作業内容に応じて調整してください。
〇まとめ
ヒンジドフォークによる丸太運搬では、上向き35度・下向き50度の範囲で操作することで、
安全かつ効率的に荷物を抱え込んで運搬できます。フォークとバックレストの連動機構を活用し、
荷の重心を意識した操作が、転倒リスクの低減と作業効率向上につながります。

上向きに傾斜 下向きに傾斜